新型ヴォクシー(VOXY 80)と新型ノア(NOAH 80)の純正スピーカーはフロント+リアの4スピーカーが基本となっており、HYBRID VとガソリンVは薄型天井スピーカーが追加され6スピーカーとなります。
ヴォクシー80はスライドドアにリアスピーカー!
前モデルの70系のヴォクシーのリアスピーカーは3列目のサードシートの部分についており若干癖のある仕様でしたが、80系のヴォクシーは2列目のセカンドシートのスライドドアに付いており標準的な仕様となっています。
また、Vグレードに付いてくる薄型天井スピーカーが意外と良い役割をしています。
70系では音が出ているかどうか分からないという声も聞かれましたが(多分高音が出るように設定されているのでしょう)、80系の天井スピーカーはしっかり音が出ています。確認したところ、スライドドアに付いているスピーカーが低音、天井スピーカーが中音〜高音がなるようにネットワークで設定されているようでした。
そしてこの天井スピーカーは、運転席の頭上近くに設置されているので特にテレビの人の声などが意外と聞きやすいと思いのです。
そもそも、純正スピーカーにそれほど期待もしていませんでしたが予想していたよりも新型ヴォクシーの音響は良かったというのが第1印象です。前モデルの70系は11スピーカーなど4chアンプしかないなかネットワークを使ってぐちゃぐちゃな設定になっていて最悪な音響とも言われていただけに、シンプルにしたことで少しはマシな音になったのかもしれません。
パノラミックライブサウンドシステムについて
メーカーオプションで「ヴォクシー・パノラミックライブサウンドシステム」にアップグレードすると6スピーカーにプラスしてインパネサイドスピーカーが追加され8スピーカーになります。
専用の外部4chアンプが搭載され専用にネットワークで臨場感のある音響空間が手に入る!らしいです。
このうたい文句はトヨタの公式ページに書いてあるのですが、おそらく満足のいく音は価格の割に出ないと思います。
まず、純正で付いているスピーカーはこのように16cmの超安っぽいスピーカーがポン付けされているだけです。
定格入力は20Wとなっており磁石部分もとても小さくこれでいい音が出るとは到底思えません。このようなスピーカーが数が増えたとしてもいい音を出すことはできません。
つまり、高いお金を払って下手に音の悪い純正のスピーカーを増やすよりもスピーカーの数は最小限にして社外品のスピーカーを付けた方がよっぽど安い金額でいい音が手に入るということです。
ヴォクシーでいい音を手に入れるには
一番お金を掛けずにいい音を出すようにするのは、4スピーカーモデルのヴォクシーを購入してフロントスピーカーを社外品のスピーカーに交換するだけでもかなり変わると思います。
そして、予算に余裕があるのならドアをデッドニングすることで音が激変します。
ただ、デッドニングはドアの部分を色々といじる必要もあるので抵抗がある方も多いと思います。さらに、施工するショップによっては当たり外れもありますし価格もそこそこ掛かります。
そこで、僕がオススメするのはソニックデザインのエンクロージュア付きのスピーカーです。
ソニックデザインのスピーカーはエンクロージュアと呼ばれる箱に入っているので音漏れがなくドアのデッドニングをすることなくいい音を手に入れることができます。ソニックデザインは60万円もする超高価なスピーカーから3万円くらいからのお手軽スピーカーまで多種多彩なラインナップがあります。
80系ヴォクシーも「SonicPLUS」という車種専用にスピーカーとして用意されており、価格は3万5千円とお手軽。工賃含めても10万円でお釣りは来る(たぶん)と思いますので、パノラミックライブサウンドシステムを付けるより安い価格でいい音が手に入るのではないでしょうか。
取り付けが出来るショップは限られますけどね..。
ちなみに、僕は前車でインストールしていたソニックデザインのSystem77Rというユニットを、新型ヴォクシーのフロントスピーカー部分に付けています。ソニックデザインの中では中堅クラスのスピーカーで確か30万円くらいしたと思います….。
それについては別記事で紹介したいと思います。
なんか裏付けがない知識・コメントが多い気がしました。もう少し実体験に近い情報だと有難いです。以前の煌きのスピーカーの数とか知ってますか。映画館に近い臨場感を感じると思いますよ。
失礼しました。