いつの間にかヴォクシー・ノア・エスクァイアもマイナーチェンジをする時期になってしまったんです。月日が経つのも早いものです。2016年1月6日にヴォクシー、ノア、エスクワイアの3つのモデルがマイナーチェンジを行うそうです。80系のヴォクシーとノアは2014年1月20日に発売されたので2年でマイナーチェンジを果たすことになります。
ヴォクシー・ノア・エスクァイアがマイナーチェンジ!
今回のマイナーチェンズでようやく自動ブレーキシステムとなる「トヨタセーフティセンスC」がXとXCパッケージを除く全グレードに標準装備されることになるようで、待ちに待っていた方も多いのではないでしょうか!と言うのも、同クラスのミニバンの日産のセレナやホンダのステップワゴンは自動ブレーキシステムが搭載されていたので、ヴォクシーに自動ブレーキシステムが搭載されていないという理由で他社を選択しているユーザーもいるんだとか。
ヴォクシー・ノア・エスクァイアは自動ブレーキシステムが搭載されていないにも関わらず販売数トップを維持している状況を考えると今回のマイナーチェンジで大きく他社を引き離すことになるのかもしれません。
トヨタセーフティセンスC
マイナーチェンジで自動ブレーキシステム「トヨタセーフティセンスC」がXとXCパッケージを除く全グレードに標準装備されることになります。
このシステムはアクアなどで採用されているシステム「赤外線レーダー+カメラ(ToyotaSafetySenseC)」となり新型プリウスや新型アルファードなどで採用されている上位版の「ミリ波レーダー+カメラ(ToyotaSafetySenseC)」の搭載は見送られたようです。
赤外線を利用した自動ブレーキシステムは30km/h以下の速度で前の車に衝突することなく止まれる性能を誇っているようです。(上位版のミリ波レーダーは40km/h)また、歩行者を検出することができないの注意が必要なところで、あくまで追突防止機能と考えたほうがいいでしょう。
トヨタセーフティセンスCは自動ブレーキ、車線逸脱警報、オートマチックハイビームの3つのシステムがセットになったものでXとXCパッケージでもオプションで追加することが可能となっています。
セルフリストアリングコート
レクサスLSやヴェルファイアなどにも採用されていた「セルフリストアリングコート(Self-restoring Coat)」がヴォクシー・ノア・エスクァイアにも採用されます。これは洗車した時についてしまった細かい傷などが付きにくい塗装となっておりすり傷による光沢の低下を防ぐことができるものです。
ハイブリッドにエアロモデル「ZS」と「ZR煌」追加
今回のマイナーチェンジでハイブリッドにもエアロモデル「ZR煌」(ノアはSiハイブリッド)が追加されることになります。エアロによって重量が増えるハイブリッドモデルですが、アルミホイールは軽量化され、燃料量を55Lから50Lに少なくするなどして、これまでと同様の23.8km/Lの燃費を実現しているそうです。
ハイブリットを購入したいがためにエアロ仕様を諦めていた方にとっては朗報と言えるかもしれません。ただし、55Lから50Lに燃料給油量が減ることで巡航距離が少なくなる可能性は高そうです。(公式では同じ燃費であるとはいえ)
マイナーチェンジで全体的な質感向上も期待したいところ
いや、決して現行モデルの品質が悪いというわけではありませんが、2年も生産を続けていれば生産上に問題があった箇所なども対策が取られて品質が上がっている可能性は高く、僕のように2年前に買った現行型(1ヶ月後には旧型になるわけです)より安心感は高いといえるでしょう。
そして、同じ価格で「トヨタセーフティセンスC」が搭載されているというのは何ともうらやましい限りですね。