冬場に燃費が悪くなる理由
車が冬場に燃費を落とす原因となる理由の一つとしてスタッドレスタイヤを履くことにより、タイヤの転がり抵抗率が大きくなることで燃費が悪くなります。
他にもエンジンが冷えている状態から温まるまでの間の時間が掛かることでガソリンの消費量が大きくなってしまうということも原因の一つといえます。
実際に僕が乗っている「ヴォクシー80 Vガソリン」では街乗りの使用での平均燃費が10km/L程度でしたが、冬になった途端に8km/L台にまで落ち込んでしまい、かなり燃費の悪い状態になってしまいました。
まあ、ミニバンの大きさでガソリン車となると10km/Lを切ってしまうのは仕方のないことなのかもしれません。
ハイブリッド車の冬場の燃費は?
ハイブリッド車はガソリン車と比べても冬場になると燃費がかなり悪くなるといわれています。
最近、知人がエスクァイアのハイブリッドモデルを購入したのですが、冬場の実燃費を聞いてみると「12km/L」だったそうです。
エスクァイアのハイブリッドモデルのカタログ値の燃費は23.8km/Lですから半分くらいの燃費になってしまうということです。
ちなみに、冬場意外の燃費は18km/Lくらいが標準といわれているようですね。
冬場のハイブリッド車の燃費が悪くなる理由
ハイブリッド車が冬場で燃費が悪くなる原因としては、ガソリン車は常に動いているエンジンの熱を利用して(正確にはラジエーター)暖房を効かせるのに対して、ハイブリッド車は通常なら止まっているエンジンを暖房のために駆動させるため、当然燃費が悪くなります。
なので、冬場はハイブリッドカーなのに常にエンジンが掛かりっぱなしの状態になり、思ったほど燃費が伸びない原因になっているようですね。
ハイブリッドカーって北海道などの北国では非常に厳しい車なのかもしれませんね。でも、8km/Lのガソリン車よりはいいのでハイブリッド車を乗っている方はちょっと羨ましいです。